ウサギのかかりやすい病気「ソアホック」
2023/10/22/
ウサギのソアホックの病態
ウサギさんは歩行の際に前足に比べて後ろ足を強く蹴って進むため、歩行に伴う踵への負担が強くかかります。
しかし、元々土の上での生活に適応した体の作りであることから踵の皮膚が特別丈夫であるというわけではありません。
そのため、ケージや部屋の床など地面が硬い場合、踵への負担が大きく踵に炎症が生じてしまいます。
ウサギのソアホックの症状
症状としては踵からの出血や歩行を嫌がるなどがあります。
しかし、上記の症状は病態が悪化してから生じることが多く、軽度の場合では症状としてあらわれないことが多いです。
ウサギのソアホックの診断
診断としては視診での足の裏の確認にて行います。
そのため、お家でも足を伸ばした際などに確認することが可能です。
ウサギのソアホックの治療
治療としては止血剤・消炎剤・抗生剤などのお薬や、踵の保護(テーピングなど)にて行います。
しかし、軽度の場合では地面を柔らかくする(マットなどを敷いてあげるなど)ことのみで改善がみられる場合もございます。
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