ウーパールーパーとの暮らし方
2024/10/14/
こんにちは、有明エキゾチック動物病院です。
ここでは、エキゾチックアニマルとの暮らし方などを少しずつ紹介していきます。
今回は、ウーパールーパーとの暮らし方についてお話しします。
水槽の大きさ
45cm〜60cm水槽
小さい頃は20cm水槽などでも飼育できますが、アダルトになった際は単独飼育で最低でも45cm、複数飼育(3匹ほど)の場合は最低でも60cmの水槽は用意してあげましょう。
成長が早く、小さい水槽は水温変化が大きくなり負担も増えるため、最初から大きいサイズで用意してあげるのも1つです。
また、水位は30cm以上が理想です。水位が低すぎると、稀に変態して上陸する個体もいるため、ある程度の水位は確保してあげましょう。
水槽内に必要なもの
隠れ家
入れてあげると、落ち着ける場所になります。角が尖っていない土管や壺など、体全体が入る大きさのものを用意してあげましょう。
床材
入れるとバクテリアが繁殖し水質が安定するメリットがありますが、誤飲には注意です。飲み込んでも排泄できるサイズの床材にするか、入れないで飼育するのも1つです。
水温
10〜25℃
ウーパールーパーは寒さには比較的強いですが、暑さには弱いです。
できれば15〜20℃内にしてあげ、特に夏場の高水温には注意してあげましょう。
エアコンや水槽用クーラーなどで25℃以上にならないように注意してあげます。
寒さに強いとはいえ、氷が張るほど冷たくなるようであれば保温も必要となります。
ご飯
小さい頃はアカムシなどを与えますが、成長と共にアカムシだけでは栄養が足りなくなるため人工餌も使用していくか、小魚などをバランスよく与えてあげます。
人工飼料はお腹の中で膨らみ、あげすぎると消化不良を起こしやすくなるため注意が必要です。
頻度は小さい頃は毎日、大きくなったら食いつきや排泄状態に応じて、毎日か2、3日に1回のペースなど調節が必要になります。
いかがでしょうか。
様々な飼育方法がある中で、それぞれのライフスタイルに合う飼育方法を見つける参考になれば幸いです。
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