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猫の病気「甲状腺機能亢進症」

2024/11/30/

こんにちは、有明動物病院です。

今回は猫にかかりやすい甲状腺機能亢進症についてお話させていただきます。

甲状腺ホルモンは全身の代謝を活性化するホルモンです。甲状腺機能亢進症は、高齢猫に多く、甲状腺が腫大する事でホルモン分泌量が過剰となり、あらゆる病的症状を引き起こします。放置すると心臓の負担になる為、早期発見が大事です。

猫の甲状腺機能亢進症の外観

・痩せてきた(病的に代謝が上がるため食べても痩せる)
・毛並みが悪くなる
・昼間でも瞳孔が開いている

猫の甲状腺機能亢進症の症状

・イライラ、怒りっぽくなった
・食欲亢進する(初期)食欲減退(末期)
・よく吐くようになった
・よく鳴くようになった
・多飲多尿になる事がある

猫の甲状腺機能亢進症の検査

・肝臓の数値が上昇する
・頻脈
・心臓に雑音がある
・心肥大(心筋症)がある
・高血圧
※甲状腺機能亢進症を放置すると心臓病や血栓症になりやすい

猫の甲状腺機能亢進症の診断・治療

血液検査で甲状腺数値を測定します。治療は抗甲状腺薬の服用でコントロールします。

※当院では、院内で甲状腺数値が測れます。8歳超えたら年に1度は測定しておきましょう!

 

江東区有明にある有明動物病院・有明エキゾチック動物病院。

江東区有明・青海・豊洲・東雲・塩浜・辰巳・枝川、中央区勝どき・晴海・日本橋、港区台場から多くの方にお越しいただいております。

有明動物病院は、ホームドクターとしても、セカンドオピニオン先としてもご来院可能です。

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