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犬にかかりやすい病気「皮膚組織球種」

2024/11/03/

こんにちは、有明動物病院です。

今回は犬の皮膚組織球種についてお話させていただきます。

犬の皮膚組織球種の病態

皮膚組織球腫は、若齢の犬によくみられ孤立性で、頭部、耳介、四肢などによく発生する良性の腫瘍の一つです。発生する原因は不明とされています。ボクサー、ダックスフンド、コッカー・スパニエル、シェットランドシープドッグなどが後発の犬種とされますがどの犬種でも発生することがあります。大多数の症例で、3ヵ月以内に自然退縮(なくなり)します。

犬の皮膚組織球種の症状

全身状態に影響するような症状は特にありません。

犬の皮膚組織球種の診断

皮膚組織球腫は年齢や経過などを踏まえつつ、針細胞診を実施し診断することが出来ます。

犬の皮膚組織球種の治療

一般的には無治療での経過観察をし、3か月以内程度での自然退縮するか確認します。退縮が遅い場合には、外科的切除を行う事もあります。予後は良好です。

 

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