デグーとの暮らし方
2024/06/22/
こんにちは、有明エキゾチック動物病院です。
ここでは、エキゾチックアニマルとの暮らし方などを少しずつ紹介していきます。
今回は、デグーとの暮らし方についてお話しします。
ケージ
幅60cm前後、高さ45cm前後、奥行き45cm前後
活発に行動するため、大きめのケージがおすすめです。
ケージ内に必要なものを入れても動き回れる広さを確保してあげましょう。
金網タイプのケージでは金網を齧ることで歯のトラブルを誘発する可能性があるため注意が必要です。齧れないように細かい網のタイプを使用したり、湿気や熱気のこもりに注意しながら水槽タイプのケージにするなど工夫が必要です。
ケージ内に必要なもの
砂場
身体を清潔に保つために必要になります。
小動物用の市販されている砂を用意してあげましょう。
餌入れ・水入れ
チモシーは牧草フィーダーなど、ペレットや水入れはひっくり返されにくいある程度重量感のあるものや、壁に設置できるタイプのものなどがおすすめです。齧り癖を見ながら、容器の素材を決めてあげましょう。
水入れはボトルタイプのものも使用できますが、飲み口が齧られても大丈夫なようにステンレス製のものがおすすめです。
隠れ家
巣穴で生活をするため、隠れ家を用意してあげます。
かじり木
何かを齧ることで、ストレス解消や歯の伸び過ぎを防止しているため、齧れる木を用意してあげます。
回し車
直径25〜30cmくらいのもので、足元が金網ではなくフラットのものがおすすめです。金網の場合、足を挟んで怪我する可能性があるので、カバー等つけましょう。
ステージ
設置してあげると、上下運動が可能になります。
吹き抜ができないよう、ジャンプしないと移動できない場所がないように設置し、落下することが無いようにしてあげましょう。
設置後は、本人の動きを見て設置場所を調整してあげましょう。
室温と温度
室温25℃前後、湿度50%前後
エアコンや小動物用ヒーターなどで調節してあげましょう。
ご飯
完全な草食性であり、無制限で与えられるチモシーが主食になります。加えて、栄養素を補うためにデグー用のペレットを与えます。
ペレットの1日量は、種類にもよりますが体重の5%ほどになります。
体重や体調に応じて調節してあげましょう。
昼行性のため、昼間に1〜2回に分けて与えます。
いかがでしょうか。
家族を迎える際の、参考になれば幸いです。
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