意外と怖い皮膚のしこり
2024/11/23/
こんにちは、有明動物病院です。
今回は犬・猫の意外と怖い皮膚のしこりについてお話させていただきます。
皮膚表面にしこりができた!
コリコリ…ぷよぷよ…
大きくなるようなら病院にでも行こうかな…ではなく、小さいうちに早めに動物病院に行きましょう!
そして、それが本当にしこり(腫瘤)なのか、皮膚炎(湿疹など)なのかみてもらいましょう。
腫瘤ならすぐに切除しないと命に関わるものもあります。
まずは【針生検】をしましょう。
しこりの中身を細い針で吸引して顕微鏡でみる検査です。痛みも少なく数分で終わります。
その結果…
・脂肪組織
・角質
・膿
・炎症
・細胞→腫瘍の可能性(良性?悪性?)
中でも、細胞が多く取れた場合は腫瘍の可能性があります。取れた細胞を病理検査にまわし、この細胞が何者かを調べてもらいます。
悪性、または悪性よりのコメントが出た場合は早めに切除が必要です。
※ よく見かける皮膚腫瘍として、肥満細胞腫(MCT)・組織球腫などがあります。
麻酔が怖いというお声をよく聞きますが、もっと怖いのは”悪性腫瘍〟です。皮膚からリンパ節、内臓に転移したらアウトです。
今の麻酔は安全性が高く、そこまで怖がる必要はありません。小さい傷なら日帰りで帰れるケースが殆どです。
👉様子をみていいのは、針生検を済ませて、腫瘍の可能性を否定してからです!
江東区有明にある有明動物病院・有明エキゾチック動物病院。
江東区有明・青海・豊洲・東雲・塩浜・辰巳・枝川、中央区勝どき・晴海・日本橋、港区台場から多くの方にお越しいただいております。
有明動物病院は、ホームドクターとしても、セカンドオピニオン先としてもご来院可能です。
お困りの方は、お気軽にお電話または 公式LINEにてお問い合わせください。