こんにちは、有明動物病院です。

今回は犬の「甲状腺機能低下症」についてお話させていただきます。

甲状腺ホルモンは全身の代謝を活性化する作用を持つため、その欠乏によって代謝の低下が生じます。高齢犬に多いです。

甲状腺機能低下症の外観

・脱毛(特に尻尾の先、体幹部の薄毛など)
・皮膚が黒ずんでシミが増えた
・耳や皮膚に炎症がおこりやすくなる

甲状腺機能低下症の症状

・肥満(代謝が落ちるので太る)
・やる気が無い、動きや反応が鈍い
・怒らなくなった
・体温が低い
・稀ですが、顔面神経麻痺や斜頸

甲状腺機能低下症の検査

血液検査で甲状腺数値の測定をします（院内検査ですぐに結果が出ます）

また、他にも検査数値の特徴として以下が見られます

・コレステロール値が高い
・中性脂肪が高い

甲状腺機能低下症の治療

内服薬でホルモンを補充し、本来の代謝を取り戻すことができます

※ 当院では、院内で甲状腺数値が測れます。
10歳超えたら年に1度は測定しておきましょう。

江東区有明にある有明動物病院・有明エキゾチック動物病院。

江東区有明・青海・豊洲・東雲・塩浜・辰巳・枝川、中央区勝どき・晴海・日本橋、港区台場から多くの方にお越しいただいております。

有明動物病院は、ホームドクターとしても、セカンドオピニオン先としてもご来院可能です。

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