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ハムスターのかかりやすい病気「頬袋の疾患」

2024/01/15/

こんにちは、有明エキゾチック動物病院です。

今回は、ハムスターの頬袋の疾患についてお話しします。

 

ハムスターの頬袋の疾患の病態

ハムスターさんは口の中に頬袋と言われる入れたものを再度吐き出すことが可能な袋を持っており、ご飯を溜めて運ぶことに用いています。

頬袋は、食べ物を入れることからばい菌感染や炎症が生じることがあり、また、腫瘍などが生じることもあります。また、それに伴い頬袋が口の中から外側に出続けてしまうことがあります。

頬袋の疾患はハムスターさんの中でも特にジャンガリアンハムスターさんに多いと考えられております。

 

ハムスターの頬袋の疾患の症状

症状としましては、食欲の低下や、口臭、頬袋の脱出(外に出続けてしまう)などがあります。

 

ハムスターの頬袋の疾患の診断

診断としては、頬袋を器具を用いて直接診ることで可能となります。

また、腫瘍の場合には画像検査(レントゲンや超音波検査など)や病理検査(組織レベルでの評価)が必要となることもございます。

 

ハムスターの頬袋の疾患の治療

治療としては、原因によりことなります。

感染や炎症などの場合では、抗生剤や消炎剤などのお薬によって治療が可能となることが多いですが、腫瘍が原因であった場合には手術による摘出が必要となることもございます。

また、頬袋が口の外に出してしまっている場合には頬袋の洗浄や整復(元の位置に戻す)が必要となります。

 

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