コラム

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セキセイインコとの暮らし方 ①

2024/03/17/

こんにちは、有明エキゾチック動物病院です。
ここでは、エキゾチックアニマルとの暮らし方などを少しずつ紹介していきます。

今回は、セキセイインコとの暮らし方の中でも、ケージの大きさとケージ内に必要な物についてお話しします。

ケージの大きさ

約40〜50cm四方、高さ50cm

両翼を広げてぶつからない、かつ、尾羽が床につかない広さが目安です。
1羽で飼育する場合、最低でも上記の広さが必要になります。

塗装されているケージだとインコが齧った際に体調不良に繋がる可能性があるため、塗装されていないケージが理想です。

雛の場合、体温調節ができず、1人でご飯を食べたり止まり木に止まることが難しいため、プラスチックケースや虫カゴで飼育します。
1人でご飯を食べたり飛んだり、止まり木に止まれるようになってから大人用のケージに移動します。

ケージ内に必要なもの

フード入れと水入れ

エサ入れは、インコが食べやすいように底が浅いもの、ひっくり返してしまう子には固定ができるタイプがおすすめです。

水入れは網に設置するタイプのバナナ型が、水浴び防止になり、糞などが水入れに入らないので使いやすいかもしれません。

 

止まり木

自然木タイプ(太さにばらつきがある)と加工タイプ(太さが均一)があります。

加工タイプは、足の同じ場所に負担がかかりやすいため、自然木タイプがおすすめです。

ただ若鳥や老鳥でうまく止まれない子は、真っ直ぐだったり平らな台状の止まり木がいい場合もあるので、様子を見て選んであげてください。

足裏にタコができていたり色が変わっている場合は、止まり木の太さがあってないかもしれません。

止まり木の太さは、足で止まり木を掴んだ際に前と後ろの爪の間隔が止まり木の⅓くらいが目安です。

 

保温器具

インコは寒さに弱いため、室温により保温が必要です。

サーモスタットを併用すると、ケージ内を一定の温度に保ちやすくなります。

火傷しない場所に設置してあげましょう。

 

いかがでしょうか。

次回は、室温やご飯などについてお話ししたいと思います。

 

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